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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第3回 メニューの無いレストラン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  私はファミレスをよく利用するのですが、その理由は「メニューが分かりや  すい」ということだったりします。  ファミレスのメニューは綺麗な写真付きで、濡れても大丈夫なようにプラス  チックで加工してあるので、気軽に見ることができます。  それに対して、居酒屋が昼にやっているランチに入ったりすると、雰囲気を  大事にしたいからなのか知りませんが、崩れた字で訳の分からないメニュー  が書いてあったりします。  結局、訳が分からないので日替わりランチを頼んでしまうのですが、なにか  腑に落ちない気分になってしまいます。  こだわりがあるのでしょうが、全く伝わらないですよね。 ●シェフのお任せ  まあ、それでもメニューがあるだけマシで、全くメニューが無く、「うちの  シェフは中華なら何でも作れます」とか、「シェフのお任せメニュー」だけ  のレストランがあったらどうでしょうか。  面白い試みかもしれませんが、少なくとも私は行きません。  面倒だから。  常識に考えて、こんなレストランは上手くいくはずがないと、皆さんも思う  と思います。  しかし、会社のホームページでは、この「メニューの無いレストラン」状態  が多く見受けられます。  仕事柄、IT関連の会社のページをよく見るのですが、過去の実績や技術力  をアピールする内容ばかりで、具体的なサービス名が全くありません。  「うちのエンジニアはJavaなら作れます」、「うちの優秀なエンジニアに  お任せください」が、「うちのシェフは中華なら何でも作れます」とか、  「シェフのお任せメニュー」と同じだということに気付いていないのです。  メニューが無いから、注文する人達の姿(ターゲット)が見えない。  メニューが無いから、料金の根拠が不透明になる。  ホームページを作ったけど、何も効果がないと嘆いている人の多くは、この  基本的な点を見落としています。  作っただけで満足してはいけませんね。  ホームページを見た人がどう思うか、一歩離れた目で見てみましょう。  ※ 私の事務所では、サービスをメニュー化しています。    書き方に困ったら、参考にしてみてはいかがでしょうか。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━