━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第22回 リンクの関連性
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
相互リンクはページの評価を上げるために、有効な手段であることは、これ
までにも何度か書いてきました。
また、相互リンクもやりすぎるとペナルティを受けるということにも触れて
きましたので、読者の皆さんは節度のあるリンクを心がけているのではと思
います。
とは言っても、「やりすぎ」の基準が示されていないので、実際にどこまで
やっていいのか分からないという声もよく聞きます。
実際、Yahoo!やGoogleが細かい基準を示している訳ではありませんし、判定
のルールも頻繁に変わってきますので、「ここをこうすれば良い」と、なか
なか言えないものなんです。
そして、今回扱う「リンクの関連性」も、誤解を招きやすいテーマです。
●関連性の無いリンクはペナルティ?
Yahoo!、Googleなどのヘルプを見ますと、関連のあるサイトとリンクしまし
ょうという趣旨のことが書かれています。
この内容は解釈がとても難しく、以前から様々な説がありました。
実際、「相互リンク 関連性」などのキーワードで検索してみると、その様
々な説がヒットします。
中には、関連性の無いサイトとのリンクはペナルティになると解説している
サイトもあります。
では、本当にペナルティになるかと言えば、そんなことはありません。
その理由について、考えてみましょう。
●関連性の定義は難しい
SEO対策関連のサイトでよく書かれているものに、「関連するテーマのサイ
トのみとリンクしましょう」というものがあります。
例えば、コンピュータ関連のサイトは、コンピュータ関連のサイトとのみ、
リンクするという考え方です。
確かに、テーマという視点では関連があります。
また、訪問者としても、コンピュータ関連の情報を集めるのが目的だとした
ら、コンピュータ関連のみのリンクの方がありがたいかもしれません。
別な例を考えてみます。
あるタレントが副業で焼肉屋をはじめ、ブログでリンクを貼ったとします。
「芸能人ブログ」と「焼肉屋」には、ジャンルの関連性はありません。
でも、そのタレントの仕事という意味ではとても関連があるんです。
そのタレントをもっと知りたいという人の視点で見れば、これも有益なリン
クである可能性が高いでしょう。
このように、関連性というものは視点を変えてみると、様々な結びつきが考
えられるので、ジャンルという結びつきだけで捉えることは困難です。
また、一般人のブログにありがちな日記形式のサイトの場合、ジャンルが明
確でない場合が多く、ジャンルでは全く結びつけが出来ないことも考えられ
ます。
●ジャンルの関連は万能ではない
同じジャンルでリンクを集めること自体が不自然なこともあります。
例えば、ある商社が別の商社に相互リンクをお願いしたとして、果たしてリ
ンクしてくれるかといえば、恐らくはしてくれないでしょう。
理由は簡単で、同業他社の宣伝をしてあげるメリットが無いからです。
にも関わらず、同業他社とのリンクだらけのサイトがあったとしたら、どう
でしょうか。
何か怪しいものを感じますよね。
このような理由から、仕事関連のサイトでは同業社へのリンクは貼らない方
が良いという解説をしているサイトもあります。
実際には、Yahoo!もGoogleも、そのサイトのジャンルはきちんと分析してい
ますし、ジャンルの関連性もチェックしているようです。
ですが、そこまで神経質になるような結果は出ていないようです。
一説によると、Yahoo!はリンクの多様性、Googleは同ジャンルとのリンクを
若干重く見ているようですが、その差はあまり大きくありません。
はっきり言ってしまえば、様々な種類の関連がありますので、確実に関連が
あるか無いかなんて判定できないんです。
だから、ジャンルが関係ないサイトとリンクしてもペナルティはありません
し、SEOの効果もきちんと得られます。
では、なぜ、Yahoo!、Googleなどのヘルプに「関連のあるサイトとリンクし
ましょう」という趣旨のことが書かれているのでしょうか。
Yahoo!に至っては、多様性を重視する傾向があるようなので、関連するジャ
ンルと考えると矛盾も出てきます。
私の考えですが、リンクを金銭で売買するようなサイトとのリンクを締め出
すためと思われます。
これらのサイトとのリンクに関連があるとすれば、金銭で不正に評価を高め
ようとしているということですので、検索エンジン側としては、関連なんて
認めないということだと思います。
相互リンクは、サイトの管理人が本当にお勧めできるサイトをリンクしてい
くのが正しい姿なのだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━