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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第26回 nofollow属性 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ブログが急速に普及したとき、ブロガーを悩ませる問題が起きていました。  トラックバックスパム・コメントスパムです。  ブログはページを簡単に作り出せるだけでなく、他のブログにトラックバッ  クを要求するだけで自動的にリンクしてくれる仕組みがあります。  同様に、コメントを残しても簡単にリンクを作り出せます。  それまでは地道に相互リンクの依頼を出していたのが、自動的に即リンクさ  れるため、急速に普及しました。  この仕組みに目を付けたのが、楽にページランクを吊り上げたい人達です。  彼らはブログサイトを見つけ出し、トラックバック・コメントを自動的に送  信するツールを使用して、トラックバックスパム・コメントスパムを送りつ  けてきます。  その結果、スパマーのサイトは多くのナチュラルリンクを集めることに成功  し、ページランクは上昇したのです。  しかし、Googleはこれを黙って見逃しませんでした。  通常、リンクを貼るときは、  <a href="http://*****.co.jp/">テスト</a>  のように記述します。  これを、  <a href="http://*****.co.jp/" rel="nofollow">テスト</a>  とすることで、リンク先を評価しない仕組みを導入したのです。  その結果、多くのブログサービスがnofollowの導入を行ったため、Googleの  思惑通り、スパムサイトの評価は一気に低下しました。 ●リンクによるページ評価の仕組み  PageRankなどのページ評価方法の全貌は謎に包まれていますが、その大部分  を有力サイトからのリンクによって計算していることは間違いありません。  具体的には、「価値の高いサイトからの推薦も価値がある」という考えに基  づいており、PageRankの高いサイトからのリンクは高ポイント、低いサイト  からのリンクは低ポイントになります。  また、PageRankの高いサイトからのリンクであっても、多くのページにリン  クしている場合、リンクの評価は下がります。  例えば、100ポイントの評価を持っているサイトが100のサイトにリンクを貼  ったとすると、各リンクのポイントは比例配分されて1ポイントずつになり  ますが、5つのサイトにリンクすると、各20ポイントになるのです。  どんなに評価の高いサイトであっても、「アレもいいよ」「コレもいいよ」  は、あまり評価されないということですね。  逆に、リンクを最小限に絞込み、「このサイトだけは要チェックです」とし  方が価値が高いということは覚えておきましょう。 ●nofollowを使った、評価の分配操作  先ほど書いたように、リンクでの評価分配は均等割りになりますが、裏技と  してnofollowを使うと、多少ですがコントロールすることができるようにな  ります。  nofollow属性を付加すると、そのリンクの評価が0になりますので、他のリ  ンクに割り当てられる評価を増やすことができます。  100ポイントの評価を持っているサイトが5つのサイトにリンクすると、各20  ポイントですが、そのうち1つのリンクをnofollowとすると、4つのサイトに  ポイントが振り分けられるため、各25ポイントにできるのです。  例えば企業サイトの「お問い合わせフォーム」などは重要ではなく、Google  の検索結果に表示されなくても問題ありませんので、nofollowでリンクしま  しょう。  逆に、その分の評価を他のページを振り分けることができれば、他のページ  の評価が上がりますので、こちらが検索してほしいページを、より検索され  やすくすることができるのです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━