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■第29回 メールマガジンでリピーター獲得
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先日、昼食に行ったラーメン店で、興味深いポスターを見つけました。
メールマガジンに登録すると、定期的に割引券が配信されるそうです。
割引券の有効期間は一週間と短いものの、ラーメンが好きな人は週一回くら
い行くと思いますので、リピーター獲得に繋がることが期待されます。
場所がオフィス街ということもあり、主なターゲットは近場で昼食をとりた
いのビジネスマンだと思われます。
もちろん、お店のホームページも存在すると思いますが、ビジネスマンは仕
事中にお店のページを開いてクーポンを印刷するなんてできませんから、携
帯メールに定期的に配信というスタイルの方がいいのです。
ホームページは情報力が豊富な反面、利用者が検索等で辿り着いてくれるの
を待つしかありません。
一方、メールマガジンでの配信は、運営者側からのアプローチであり、攻め
の性質があります。
似ているようで、正反対ですよね。
特に店舗経営の場合、初回訪問のお客様をリピーターにできるかどうかが成
功への必須条件とも言えるので、うってつけのツールとなります。
●送信相手の心理を読む
とはいえ、闇雲に送信を繰り返しても効果は無いばかりか、迷惑メール扱い
されるかもしれません。
そうならないよう、配信のタイミングを図ることも重要でしょう。
居酒屋の割引キャンペーンを出すのは何時がいいでしょうか。
ちょっと考えてみましょう。
昼の1時くらいにメールが配信されたらどうですか?
食事の後、お腹いっぱいなのに食事の事なんて考えたくないですよね。
では、朝一番では?
これも、今日の仕事の事で頭が一杯になっているので、すぐ削除です。
じゃあ、夕方はどうでしょう。
ちょっと小腹もすいてきたし、仕事も片付きそうだから今日は一杯やってい
こうかなという気分になっている人もいるかもしれませんね。
さらに、天気や気温なども考慮に入れてみるとよいでしょう。
例えば、「今日の平均気温は 5度です。こんな寒い日は当店のチゲ鍋で温ま
りませんか。このメールを見て予約された方は10%オフ!」
と、いった感じです。
このように、メールを受け取った人が一番喜ぶタイミングを探して配信する
ことで、その効果を最大限に高めることができます。
ちなみに、このメールマガジンは月曜日の8時50分に配信しておりますが、
同様の理由によるものです。
読者の多くは9時から仕事の始まるビジネスマンだと想定した結果、知識欲
の盛んな月曜日に、メールボックスを開いたときに一番上に来る時間という
ことで、配信予約を設定しています。
●歌広場の工夫
カラオケチェーン店の「歌広場」でも、メールマガジンを利用したサービス
を行っています。
会員になると、毎月ポイントメールが送られてくるほか、終電の時間を記載
した終電メール、降水確率と割引率を連動させた台風メール等、カラオケを
利用しなくても便利な情報が配信されます。
終電間近や台風の日は客が少なくなるのですが、それを逆手に取った見事な
戦略だと思います。
終電の時刻が書いてあればギリギリまで歌えますし、もし終電に間に合わな
いようであれば歌い明かそうかという気持ちになる人もいるでしょう。
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