━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第31回 ホームページのデザイン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
これまでも、ホームページの作り方に触れてきましたが、SEO的な話が中心
でした。
もちろん、SEOは大切です。
まずはホームページに来てもらわないと、購入には結びつかないからです。
しかし、せっかくホームページに来てもらっても、ページの作りが美しくな
いと購入意欲が沸いてこないものです。
例えば、良いものを安く売っている店があったとします。
それだけ聞くと、是非行ってみようと思うかもしれませんが、店に入ってみ
ると床は汚く、あちこちにゴキブリがいたりしたらどうでしょうか。
そういうお店には長居したくありませんし、今後も行きたいとは思いません
よね。
●おいしく見せる色使い
ホームページも店舗と同じようなものです。
さすがにゴキブリとはいかないまでも、購入意欲が無くなるようなページを
たまに見かけることがあります。
例えば、食料品を扱っているページの背景が紫だったらどうでしょうか。
なんだか毒々しくて嫌ですよね。
基本的には、食料品に青や紫などの寒色は合いません。
「青の洞窟」というパスタソースがありましたが、そういうコンセプトでも
無い限りはやめた方がいいでしょう。
一方、オレンジや赤などの暖色系にすると、不思議と料理が温かく見え、美
味しそうに見えてくる効果がありますので、特に暖かい料理に関するページ
にお勧めです。
寒色系は食品関連には向きませんが、堅いイメージがあるため、保険会社の
ような信用第一のページに最適です。
その間のグリーンは、やすらぎがありますので、医療やボランティアのよう
な自然や健康に関するページに使うと良いでしょう。
このように、業種によってページのイメージカラーは異なりますので、自分
のページはどんな色がいいのか考えてみましょう。
思いつかないときは、同業者のページを探して色の傾向を調べてみたり、町
を歩いて看板をいろいろ見て回ったりすればヒントが見つかります。
●ユーザーの視線
インターネットで商品やサービスを購入する人は、当然の事ながらインター
ネットを使いこなしている人が多いです。
長いこと使っているうちに、一般的なページの作りというのが自然に頭に入
っているもので、一般的なページを効率的に見ることができるようになって
います。
というのも、インターネット上には同じようなページが山ほどあるので、こ
のページに望むものがあるのか、拾い読みして見極めるということを無意識
でやっているからなんです。
その目の動きは、FまたはZの動きをすることが多いようです。
最初にタイトルを見て、次に左メニュー、コンテンツの順番で見ている訳で
すから、その目の動きに合わせたページ構成が必要になります。
このような構成になっていないと、内容は問題が無くても心理的な違和感が
あり、ページから即離脱なんていうこともあるのです。
●目に優しい配慮
インターネットを長時間やっていると、当たり前ですが目が疲れてきます。
パソコンのモニタは結構な明るさですので、目に掛かる負担も大きいようで
すね。
そんな目の疲れた人が、背景と文字が同系色だったり、どぎつい色使いだっ
たり、コントラストの差が激しいページを見ると、さらに疲れることがあり
ます。
ホームページに来てくれる人の一部は疲れ目という前提で、優しい色使いを
心がけましょう。
意外に多いのが、背景が白(#FFFFFF)で文字が黒(#000000)というページです
が、白と黒はコントラストの差が大きいですから、予想以上に目が疲れるも
のなのです。
そこで、文字色を少し薄く(#333333)したり、背景色を灰色(#DDDDDD)くらい
にしてみると、不思議と読みやすくなります。
もちろん、この色で決まり!ということではありませんので、ページのイメ
ージカラーと合う形で調整してみてください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━