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■第35回 Google Japanにペナルティ
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Googleの日本法人(Google Japan)は、2月10日に自社のマーケティング活
動についてオフィシャルブログで謝罪しました。
Google Japanは、急上昇ワードランキングのガジェットの宣伝として、ブロ
ガーに有料で記事を書いてもらっており、これがGoogleのガイドライン違反
ということで、Google側からペナルティを受けることになりました。
Googleとしては、プロモーションの方法の一つとして日本では当たり前とな
っているクチコミマーケティングを採用したということで、悪意は無かった
のかもしれませんが、アメリカでは事情が違うようです。
訪問者の多いブログに報酬を支払って記事にすることを「PayPerPost」と言
いますが、アメリカでは大変批判的でして、今回の事態についても「卑怯」
と言った意見が多いようです。
Googleも同様でして、身内でありながらGoogle Japanのページランクを下げ
るペナルティを行いました。
●依頼者がペナルティを受けた
ページランクを下げたとはいえインデックス対象ですし、それでもRank5も
ありますので軽い処分とも言えなくもないのですが、「PayPerPost」の依頼
主側が処分を受けるケースは初のようなので、ある意味重いとも言えます。
これまでも、リンクを有料で購入することの危険性については述べてきまし
た。
これまでの仕組みはリンクを販売している業者がペナルティを受け、その業
者と相互リンクしている依頼者が間接的にペナルティを受けるという図式で
したが、今回は依頼者が直接ペナルティを受けました。
Googleがどのような考えで依頼主にペナルティを与えたのかは図りかねます
が、「PayPerPost」を絶対に認めないという強い意志を示す結果になりまし
た。
Googleにとっては身内が違反するという不本意な事件でしたが、先例ができ
たことで、今後も依頼主にペナルティが与えられるケースが出てくるのでは
ないかと思います。
●大事なのはモラル
今回の事例は、マーケティングがどうとかの前に、モラルの問題です。
リンクを得るためにお金を払う方も、お金をもらって記事を書く方も、モラ
ルが欠けていると言わざるを得ません。
ブロガーの中には、「この記事は依頼されて書いています」なんて書いてい
る人もいたそうで、ちょっと信じられないのですが。
日本は他人の意見に流されやすいところがあり、だからこそクチコミという
手法が使われることがあります。
私も、面白い商品やサービスをブログやメルマガで紹介することがあります
が、これは本当に素晴らしいから紹介するのであって、お金をもらって「素
晴らしい」と褒める記事を書くのには、すごく抵抗があります。
その記事を見た人が実際購入し、「ブログの話と全然違う」と思ったら、詐
欺と同じですよね。
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