━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■第36回 コスト削減(その1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本経済の低迷により、上場企業であっても倒産が珍しくなってきました。
中小企業はさらに状況が厳しく、さらなるコスト削減を考えているところも
多いと思います。
そこで今回は、パソコン関連でできるコスト削減案をご紹介します。
今回紹介する内容以外にもいろいろありますので、その2、その3と不定期
ですがシリーズが続くかもしれません。ご期待ください。
●Microsoft OfficeからOpenOfficeに
「Microsoft Office」は、ほとんどの企業で使われていると思います。
購入価格はそれほどでもないものの、インストール台数が多いため、トータ
ルの購入費用は馬鹿にできないものがあります。
具体的な例として、会津若松市は850台分のライセンスで、5年間に約1500万
円の経費がかかっていたそうです。
そこで、「Microsoft Office」の代わりに「OpenOffice」を導入します。
「OpenOffice」は無償で使用できますし、インターネットからダウンロード
してインストールできますので、メディア管理も不要です。
OpenOffice.org(ダウンロードもこちらから)
http://ja.openoffice.org/
「OpenOffice」は「Microsoft Office」と互換性があり、多くの既存ファイ
ルをそのまま扱うことが可能ですので、比較的簡単に移行ができますが、完
全な互換性がある訳ではありません。
見積書作成など、簡単なドキュメントであれば問題はありませんが、マクロ
を使用しているものなどは、「Microsoft Office」が必要となることもある
ため、一部「Microsoft Office」を残しておくことが成功の秘訣です。
どのくらい残すかは職場によって異なると思いますので、各業務の担当者に
ヒアリングして検討する必要があります。
また、いきなり「OpenOffice」に移行するとトラブル時に対応が難しくなり
ますので、導入にあたって操作に関する勉強会を開くコストなども掛かって
きますが、長期的にコスト削減が期待できます。
●ウェブ会議システム
「ウェブ会議システム」は、インターネットを利用して共有した情報で会議
を行うシステムです。
「ウェブ会議システム」を導入すると、移動が不要となりますので、移動に
関する交通費が削減できますし、移動時間も無くなりますので、その時間を
他の仕事に有効活用することもできます。
システムの画面には参加者の姿が映るだけでなく、ドキュメントを共有した
り、ホワイトボードに書き込んだりできるシステムも多く、記録に残しやす
いため、言った言わないのトラブルが起きにくいメリットもあります。
導入にはマイクとカメラが必要ですが、数千円で手に入るもので十分です。
インターネットブラウザを利用するシステムの場合が、ソフトも不要です。
気になる値段ですが、月額固定で数千円程度のものが多いため、全国各地に
支店があり、頻繁に出張がある企業では相当のコスト削減が見込めます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━