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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第7回 2進数 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  私たちの世界で数字と言えば、0~9までの数字を桁で表現していく、10進数  を意味します。  しかし、コンピュータの世界では、0と1だけを使う、2進数を使用していま  す。  なぜ2進数なのかと言うと、コンピュータは電気によって動いているからで  す。  電気で様々な状態を表現するとなると、例えば電力を 1V から 10V まで 1V  きざみにすれば、10通りの状態を表現することは確かに可能です。  しかし、1.5V のような中途半端な電力の場合、1V なのか 2V なのか分から  なくなってしまいます。  また、ちょっとした環境変化によって、電力が変化することもあります。  こういった不安定要素があるため、電気が存在したら1、存在しなかったら0  というように、2値で考えた方が都合が良いのです。 ●様々な 2進数  先ほどの例では、電気が存在するかどうかという状態を利用していますが、  その他にも、様々な状態を利用しています。  例えば、ハードディスクでは磁気を利用しており、N極とS極の並び方で2値  を表現していますし、CDやDVDでは小さな穴で表現します。スタティックRAM  に至っては、2値を表現するのに回路を使っています。  特に面白いと思うのは、有線LANの信号です。  プラスとマイナスの電気を同じ量流すのですが、0と1とで波形が逆になりま  す。  プラスとマイナスを同じ量流すため、0と1のデータ量が同じになり、異常を  発見しやすくしています。よく考えてありますね。 ●位取り  2進数を学ぶ上で、最初の難関が位取りだと思います。  10進数で位と言えば、1の位、10の位、100の位...といったように、後ろ  に0を足していくだけなのですが、2進数では、1の位、2の位、4の位、8の位  のように、少し分かりにくいですよね。  では、10進数の位を、このように考えてみましょう。  1 の位 → 10 の 0 乗の位  10 の位 → 10 の 1 乗の位  100 の位 → 10 の 2 乗の位  1000 の位 → 10 の 3 乗の位  10000 の位 → 10 の 4 乗の位  もう、お分かりですよね。  乗数が増えれば、位も増えるのです。  10進数の場合、10のX乗で位が表現できるから、10進数と言うんですね。  もちろん、2進数でも全く同じです。  1 の位 → 2 の 0 乗の位  2 の位 → 2 の 1 乗の位  4 の位 → 2 の 2 乗の位  8 の位 → 2 の 3 乗の位  16 の位 → 2 の 4 乗の位  ということですね。  位が分からなくなったときは、1の位から2を掛けていきましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━