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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第11回 論理演算 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  過去4回に渡って2進数に関する話題でしたが、コンピュータにはそれ以外に  NOT演算、OR演算、AND演算、XOR演算の「論理演算」があります。  論理演算は四則演算と違い、桁上がりがありません。  2進数のそれぞれの桁で演算を行います。  論理演算は演算と言っても、演算のルールにしたがって答えを決めていくだ  けですので、慣れると簡単に演算することができます。  このルールは、真理値表という表で覚えると簡単ですので、真理値表と合わ  せて説明していきます。  論理演算の結果は、真(true:真実)または偽(false:嘘)で表されます。  2進数では、真を1、偽を0で表現する場合が多いです。 ●NOT演算(否定)  「~でない」を意味します。  例えば、硬貨が一枚置いてあるとして、「表ではない」と言えば逆なので  「裏」ということになります。  2進数では、0と1しかありませんから、0と1を逆にするだけです。  真理値表は、以下のようになります。  -------------  | A | NOT A |  |---|-------|  | 0 | 1 |  |---|-------|  | 1 | 0 |  ------------- ●OR演算(論理和)  「○○または××」を意味します。  2つの条件のどちらかを満たせば良いのです。  「10円玉または100円玉が表」と言われたら、どちらか一方でも表になって  いれば条件が満たされます。もちろん両方表でも構いません。  「Aが真 または Bが真なら答えも真」なので、以下の真理値表になります。  ------------------  | A | B | A OR B |  |---|---|--------|  | 0 | 0 | 0 |  |---|---|--------|  | 0 | 1 | 1 |  |---|---|--------|  | 1 | 0 | 1 |  |---|---|--------|  | 1 | 1 | 1 |  ------------------ ●AND演算(論理積)  「○○かつ××」を意味します。  2つの条件両方を満たす必要があります。  「10円玉または100円玉が表」と言われたら、両方とも表になっている必要  があります。ORより厳しい条件ですね。  「Aが真 かつ Bが真なら答えも真」なので、以下の真理値表になります。  -------------------  | A | B | A AND B |  |---|---|---------|  | 0 | 0 | 0 |  |---|---|---------|  | 0 | 1 | 0 |  |---|---|---------|  | 1 | 0 | 0 |  |---|---|---------|  | 1 | 1 | 1 |  ------------------- ●XOR演算(排他的論理和)  「eXclusive OR」という言葉を省略しています。  直訳すると「排他的なOR演算」で、演算対象の2つがお互いに異なるときに  真となります。  逆にお互いに同じ場合は、0・1に関係なく0(偽)となります。  真理値表は、以下のようになります。  -------------------  | A | B | A XOR B |  |---|---|---------|  | 0 | 0 | 0 |  |---|---|---------|  | 0 | 1 | 1 |  |---|---|---------|  | 1 | 0 | 1 |  |---|---|---------|  | 1 | 1 | 0 |  ------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━