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■第14回 VisualBasicの資産
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読者の多くの方は、「VisualBasic」という開発言語を一度は耳にしたこと
があるのではないでしょうか。
「VisualBasic」は、1991年にバージョン1.0が発売されてから、現在の9.0
(VisualBasic2008)に至るまで、17年間に渡って世界中で使われてきた言
語です。
日本では、1993年にバージョン2.0が発売、Windows95が大ヒットした1995年
にバージョン4.0が発売と、ここまでは偶数バージョンのみの販売です。
バージョン4.0からは、機能が大幅に増強され、Windows95が爆発的に売れた
こともあり、その開発ツールとして飛躍的に普及しました。
そもそも、マイクロソフトという会社は、BASICを搭載した小型コンピュー
タを販売したところ、大当たりしたことで成功への道を歩みはじめました。
マイクロソフトが「VisualBasic」に拘っているのもそのためだと言われて
います。
●VisualBasicからVisualBasic.NETへ
そんなVisualBasicですが、バージョン7.0からは、.NET Frameworkを採用し
ています。
(現在はバージョン9.0となり、.NET Framework 3.5に対応しています)
.NET Frameworkを採用したことにより、C#をはじめとする言語との連携が簡
単になり、DLL地獄といった問題からも解放され、さらに生産性が向上しま
した。
一方、VisualBasic6.0自体のサポートは、メインストリームサポートが2005
年3月31日、延長サポートが2008年4月8日に終了しており、ツールを使うこ
と自体は問題ないものの、サポートは受けれなくなっています。
このような事情から、近頃ではVisualBasic.NETでの新規開発も増えてきた
ようですが、過去にVisualBasic6.0以前のバージョンで作られたシステムも
数多く存在しており、.NETへの移行を検討するケースも多いようです。
そこで、今回から数回に分けて、アップグレードの秘訣などをお話できたら
と思います。
●VisualBasic.NET をインストールしてみよう
アップグレードするには、当然の事ながらVisualBasic.NETが必要になりま
す。
最新版は、VisualBasic2008となります。
開発にお金を掛けたくない場合は、無償版のExpressEditionをダウンロード
することができるので、お勧めです。
ダウンロードはこちら↓
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/
WEBインストールと、DVDイメージのダウンロードができますが、どちらでも
同じものが入りますので、好みで選んでください。
インストールが始まったら、基本的にデフォルトのままで「次へ」を押して
いけばインストールできると思います。
●アップグレードウィザードを使ってみよう
次は、アップグレードウィザードを使います。
VisualBasic.NETには、アップグレードウィザードというツールがついてい
て、なんと、VisualBasic6.0のプロジェクトをVisualBasic.NETのコードに
変換してくれるのです。
変換対象はVisualBasic6.0だけなので、5.0以前のバージョンから変換した
い場合、VisualBasic6.0に付属しているマイグレーションツールを使用し、
6.0にアップグレードしておきます。
さらに、VisualBasic6.0のプロジェクトで ActiveXを使用している場合は、
あらかじめインストーします。
インストールしておかないと、途中でコンバートが中断されます。
VisualBasic6.0プロジェクトを開ける環境が整ったら、いよいよ変換を行い
ます。
VisualBasic.NETを起動し、メニューから「プロジェクトを開く」を選択し、
VisualBasic6.0プロジェクトを選びます。
すると、「VisualBasicアップグレードウィザード」が自動的に起動します
ので、指示に従って変換します。
細かい説明(画像付き)については、以下のサイトで説明しています。
http://www.shiga-it-office.com/technical/vbconvert.html
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