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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第17回 VisualBasicからのアップグレード(準備編) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  旧VisualBasic6.0の資産を残そうという趣旨でお話してきましたが、今回と  次回でアップグレードについてのお話しようと思います。  いよいよ大詰めっていう感じですね。 ●前回までのまとめ  これまでお話した内容を一部抜粋しておきます。  バックナンバーをご覧になりたい方は、こちらからどうぞ↓   http://archive.mag2.com/0000263428/index.html  ・VisualBasic6.0自体のサポートは、メインストリームサポートが2005年   3月31日、延長サポートが2008年4月8日に終了しており、ツールを使うこ   と自体は問題ないものの、サポートは受けれなくなっています。  ・最新版のVisualBasic2008は、無償版のExpressEditionをダウンロードす   ることができます。  ・VisualBasic2008にはアップグレードウィザードがついており、大まかな   アップグレードは機械的に行えます。  ・アップグレードウィザードの細かい説明(画像付き)については、以下の   サイトで説明しています。    http://www.shiga-it-office.com/technical/vbconvert.html  ・.NETではビルド時に中間コードに変換しておき、実行時にコードが必要に   なったときに、さらにマシン語に変換して実行します。  ・.NETアプリケーションは、アセンブリという構成単位で配置やバージョン   管理を行っています。  ・旧VisualBasicを活かすため、CCW(COM Callable Wrapper)や、RCW   (Runtime Callable Wrapper)という仕組みが用意されており、.NET上か   らCOMを呼び出すことができるが、動作コストが高い。  ・分散システムが増えてきたこともあり、.NETでは非接続型のデータアクセ   ス、XML関連の機能が追加されています。  ・Integer が16ビットから32ビットへ変更されるなど、変数のサイズが見直   された。   また、Variant は Object、Curency は Decimal に置き換えられます。 ●アップグレードの準備  アップグレード作業の前に、以下の3つをダウンロードしておきましょう。  ・Upgrading Visual Basic 6.0 Applications to Visual Basic .NET and   Visual Basic 2005  ・Code Advisor for Visual Basic 6.0  ・Visual Basic 6.0 to Visual Basic .NET Upgrade Assessment Tool  「Upgrading Visual Basic 6.0 Applications to Visual Basic .NET and  Visual Basic 2005」というPDFのドキュメントなんですが、アップグレード  について、703ページにも渡って詳細に解説してあります。  ページ数がページ数なので、なかなか印刷して使うという訳にはいかないと  思いますが、是非手元に置いておきましょう。  ダウンロードは   http://download.microsoft.com/download/9/3/a/93addbb5-a556-421e-a67b-3e4e29803509/VB6to2005.pdf  「Code Advisor for Visual Basic 6.0」は、マイクロソフトが推奨するコ  ーディング規約に沿っているかを調べ、改善を提案してくれるツールです。  アップグレードウィザードを使用する際は、マイクロソフト推奨の作り方を  していないとうまく変換作業ができない場合が多いです。  ダウンロードは   http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=A656371A-B5C0-4D40-B015-0CAA02634FAE&displaylang=ja  「Visual Basic 6.0 to Visual Basic .NET Upgrade Assessment Tool」  は、VisualBasic6.0アプリケーションを分析・評価するツールです。  プロジェクトの分析を行うことで、アップグレードの計画、およびアップグ  レードに要するコストの見積もりに役立つ情報を取得します。  ダウンロードは   http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=10c491a2-fc67-4509-bc10-60c5c039a272&DisplayLang=en  基本的に、これらのツールやドキュメントを参考に、換前のコードを推奨コ  ードへと直していく必要があるのですが、そのためにはVisualBasic6.0も必  須になります。  また、プロジェクトで使用していたActiveXやDLLがあれば、前もって用意し  ておきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━